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🏆 大関 · 2025年

🌋 霧島 鐵力 — 大関プロフィール・経歴完全ガイド

霧島鐵力(大関)はモンゴル出身の技巧派力士。上手投げと突き押しを高次元で使い分ける「二刀流」スタイルで2023年9月場所に大関昇進を果たした。本記事では経歴・得意技・横綱への課題まで徹底解説する。

⏱ 約10分で読める 📅 2026年3月更新 🔍 独自分析・得意技解説付き

⚡ この記事のポイント

Information on this page is for general reference only and may not reflect the latest official rankings or results. Always verify with the Japan Sumo Association for official data.
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👤 霧島鐵力 基本プロフィール

霧島鐵力(きりしま てつのり)は、モンゴル・ウランバートル出身の大相撲力士。本名はモンクバト・ダバジャルガル。陸奥部屋に所属し、師匠は元横綱・霧島こと陸奥親方。四股名「霧島」は師匠から受け継いだ名門の称号だ。

モンゴル
出身地
1997年
生年(約)
190 cm
身長(約)
160 kg
体重(約)
大関
最高位
陸奥部屋
所属
霧島鐵力 基本データ
項目内容
四股名霧島 鐵力(きりしま てつのり)
本名モンクバト・ダバジャルガル
出身地モンゴル国ウランバートル
所属部屋陸奥部屋
師匠陸奥親方(元横綱・霧島)
身長約190 cm
体重約160 kg
得意技上手投げ、突き落とし、押し出し
初土俵2015年1月場所(約)
最高位大関
大関昇進2023年9月場所

📅 霧島鐵力の経歴タイムライン

霧島鐵力の相撲人生は、師匠・陸奥親方によるモンゴルでのスカウトから始まった。中学卒業後に来日し陸奥部屋に入門。若い頃から身体能力の高さと技術の吸収速度が際立ち、先輩力士たちを驚かせた。

霧島鐵力 経歴タイムライン
年・場所出来事
2015年1月ごろ初土俵。陸奥部屋に入門しモンゴルから来日。
2017年ごろ十両昇進。安定した勝ち越しを続ける。
2019年ごろ幕内昇進。上位との対戦でも臆さない取り口が注目を集める。
2021〜2022年三役(小結・関脇)へ番付を上げ定着。大関候補として名前が挙がり始める。
2023年1月〜5月関脇として2場所連続好成績(約13勝・12勝)。大関昇進の基準を満たす勝ち星を積み上げる。
2023年9月場所大関昇進。師匠の四股名「霧島」を正式に継承する形で大関の座に就く。
2024〜2025年大関として複数回の優勝争いに加わる。技術力の高さで上位陣と互角以上の勝負を見せる。
2026年現在大関位を維持。横綱昇進に向けた連続好成績が期待されている。

陸奥部屋では「技の多様性」が指導方針の柱とされており、霧島鐵力はその教えを体現した力士といえる。同部屋の力士については狼雅のプロフィールもあわせて読むと、陸奥部屋の特色がより鮮明に見える。

📊 霧島鐵力 主な成績・統計

霧島鐵力の成績を特徴づけるのは、上位陣に対する勝率の高さと三役以上での安定した勝ち越しペースだ。以下の表で主要記録を整理する(一部推定値を含む)。

霧島鐵力 主要成績サマリー
期間・場所地位成績(目安)備考
2021〜2022年(三役定着期)小結〜関脇複数場所で勝ち越し大関昇進の足がかりを形成
2023年1月場所関脇約13勝優勝争い参加
2023年5月場所関脇約12勝大関昇進基準を超える
2023〜2025年(大関在位)大関場所によって8〜13勝優勝1回以上
1回以上
幕内優勝(大関昇進後)
高い
上位陣との対戦勝率
多彩
決まり手のバリエーション
継続中
大関在位(2026年3月時点)

🥋 霧島鐵力の得意技 — 深掘り分析

霧島鐵力の技術的な魅力は「上手投げが強い」という一言では語りきれない。真の強みは状況に応じて技を切り替える「選択肢の多さ」にある。

① 上手投げ — 霧島鐵力の看板技

まわしを取った瞬間の爆発的な腰の回転は、同じモンゴル出身の大型力士の中でも群を抜く。約190cmの体格を活かしながら低い重心から投げを繰り出すため、相手はバランスを崩しやすい。「相手が圧力をかけてきた瞬間に合わせる」タイミングの巧みさは熟練の域だ。

② 突き落とし — 電光石火の変化技

突っ張りから一瞬で方向を変えて相手の肩口を叩く突き落としは、もう一つのエースカード。スピードと体の軸移動を組み合わせたこの技は、横綱・大関クラスの強豪さえも翻弄する。

③ 押し出し・突き押し — 盤石な基礎

投げ技のイメージが強い霧島鐵力だが、突き押し相撲も高水準にある。立合いの当たりの強さは体重を活かしたパワフルなもので、まわしを嫌う力士には特に厄介な展開を強いる。

「霧島鐵力が恐ろしいのは、まわし相撲も押し相撲もどちらも高い水準で使いこなせること。対戦相手はどちらに対策を絞るべきか迷いが生じる。」 — sumosumosumo.com 独自分析
霧島鐵力 得意技・評価一覧
技名評価特徴
上手投げ★★★★★腰の回転と体重移動が卓越。最多決め手
突き落とし★★★★☆スピードと方向転換の妙。上位陣も一発で仕留める
押し出し★★★★☆当たりの強さと前への推進力。立合い直後に活きる
寄り切り★★★★☆まわしを取った状態での圧力は重厚
小手投げ★★★☆☆腕力を活かした変化技として中程度の頻度で使用

🔍 霧島鐵力と他の大関との違い — 独自視点

霧島鐵力を他の現役大関・横綱と比較したとき、際立つのは「スタイルの幅広さ」だ。強さの序列ではなく取り口の個性に着目して分析する。

現役上位力士との比較(スタイル別)
力士主なスタイル技の多様性霧島との差異
霧島鐵力(大関)まわし〜押し 両対応非常に高い基準
照ノ富士(横綱)まわし一辺倒・圧倒的パワー中程度純粋な馬力では劣るが技術面で肉薄
豊昇龍(大関)軽快な変化・スピード重視高いスピードは互角だが体格では霧島が上
貴景勝(大関)突き押し特化型やや低い霧島はまわし相撲も使え引き出しが多い

最も注目すべき点は、霧島鐵力がまわし相撲と突き押し相撲の両方を高水準で使い分ける「二刀流」であることだ。一つの型に特化した力士が多い現代相撲において、この両対応スタイルは希少価値が高い。師匠・陸奥親方が「相手に合わせて変えられる柔軟性」を重視してきた指導の成果といえる。

霧島鐵力の最大の武器は「技の多様性」そのもの。一つの型に特化した力士が多い現代相撲において、彼の両対応スタイルは際立って希少価値が高い。

陸奥部屋の若手力士については、狼雅のプロフィールページ生田目のプロフィールページも参照されたい。

⚠️ 霧島鐵力についてのよくある誤解

誤解① 「師匠の七光りで大関になった」

一部では「四股名を継いだから昇進できた」と見る向きもある。しかし大関昇進直前の関脇在位期間に計33〜34勝という明確な数字で基準を満たしており、技術・成績ともに正当な評価を受けた結果だ。四股名の重みはプレッシャーではあっても、昇進の「お土産」ではない。

誤解② 「モンゴル力士はみんな同じスタイル」

朝青龍や白鵬のイメージから「モンゴル力士=まわし相撲」と思い込む人は少なくない。霧島鐵力は突き押しも高水準であり、取り口の幅広さは全力士の中でも上位に位置する。

誤解③ 「まだ若いから経験不足」

生年が1997年ごろとすると、2026年時点で約28〜29歳。力士としては「経験と体力の黄金期」に差し掛かっている年齢だ。横綱昇進に向けた今後数年が、キャリア上の最重要フェーズとなる。

🎯 霧島鐵力の横綱への道 — 何が必要か

大関として実力を示した霧島鐵力が横綱昇進を果たすためには、以下の4つの課題をクリアする必要がある。

大相撲の番付システム全体については番付解説ページ(英語)相撲の仕組み解説ページも参考になる。若手力士との比較では三田のプロフィール延原のプロフィールもあわせて確認されたい。

❓ 霧島鐵力 よくある質問(FAQ)

霧島鐵力の本名は何ですか?

本名はモンクバト・ダバジャルガル(モンゴル語)。日本での登録名は四股名の「霧島鐵力」が使われており、「鐵力(てつのり)」という読みは師匠・陸奥親方から授けられた。

なぜ四股名が「霧島」なのですか?

師匠の陸奥親方はかつて横綱「霧島」として活躍した名力士。この由緒ある四股名を弟子に継承させることで、部屋の伝統を未来につなぐ意図がある。先代と区別するために「霧島 鐵力」という名が使われている。

霧島鐵力が大関に昇進したのはいつですか?

2023年9月場所で大関昇進が正式決定した。関脇時代に直近3場所で約33〜34勝を積み上げ、昇進の目安を満たした。

霧島鐵力の身長・体重はどれくらいですか?

身長は約190cm、体重は約160kg。モンゴル出身力士の中でも大型の部類に入り、この体格が投げ技と突き押し双方の高水準を支えている。

霧島鐵力の得意技は何ですか?

上手投げが代表的な決め手だが、突き落とし・押し出し・寄り切りなど幅広い技を使いこなす。「状況に応じた技の切り替え」が高く評価されており、一つの型に頼らないオールラウンドな取り口が持ち味だ。

陸奥部屋にはどんな力士がいますか?

モンゴル出身力士を中心に個性豊かな力士が揃う。霧島鐵力を筆頭に、狼雅など将来有望な若手も在籍している。師匠・陸奥親方の指導方針として「技の引き出しを増やす」ことが重視されている。

霧島鐵力は横綱になれますか?

技術レベルは横綱候補として十分な水準にある。課題は連続優勝など安定した好成績をシーズンをまたいで継続できるかどうかだ。2026年時点で約28〜29歳とキャリアの黄金期にあり、今後数年が最大のチャンスとなる。

大関陥落の危機はありましたか?

大関陥落の基準は2場所連続での負け越し(各7敗以上)。霧島鐵力は大関昇進後に一部の場所で8〜9勝に留まることもあったが、陥落ラインを下回る成績には至っていない(2026年3月時点)。

師匠の霧島(元横綱)と霧島鐵力はどう違いますか?

師匠の「霧島(60代横綱)」は1980〜90年代に活躍した元横綱で、まわし相撲を主体とした力強い取り口が特徴だった。弟子の霧島鐵力は師匠の技術を受け継ぎつつ、突き押し要素も加えたより多様なスタイルを確立している。四股名は共通だが、取り口・体格・時代はそれぞれ異なる。

霧島鐵力の取り組みの見どころはどこですか?

注目したいのは「立合い後の最初の3秒」だ。当たりの強さと、そこから押し相撲かまわし相撲かどちらに移行するかが毎回異なる。対戦相手がどう対応するかとの駆け引きがライブ観戦の醍醐味で、テレビ観戦では解説者が技の名称を告げる前に決まることも多い。